結論:ウェーロックは袋の開口幅より少し長いサイズを基本に選びます。小袋はPA50・70、コーヒーや乾物はPA110・150、大きなペットフード袋はPA220・320が目安です。厚手袋はSタイプ、計量をまとめたいならスクープ付き、重い業務用袋にはグリッパーも候補になります。まずは家で最も開け閉めの多い袋を一つ測るところから始めると、失敗なく選べます。
ウェーロックとは?袋止めクリップの定番
ウェーロック(WeLoc)は、スウェーデン生まれの袋止めクリップです。片手でスライドさせるだけで袋の口をしっかり閉じられ、外すときも同じ動作で開けられます。輪ゴムや洗濯ばさみと違って袋を傷めにくく、繰り返し使えるのが特長です。
キッチンのコーヒーや乾物、お菓子の袋から、冷凍食品、ペットフードの大袋まで、袋の幅に合わせてサイズを選べば、毎日の「開ける・閉じる・戻す」がひとつの動作で片付きます。まずは自分の使いたい袋に合うサイズを知ることが、選び方の第一歩です。
ウェーロックのサイズ比較表
ウェーロックのサイズは、型番の数字がそのまま「閉じられる袋の幅の目安(mm)」を表します。数字が大きいほど幅の広い袋に対応します。まずは全体像を一覧で確認してください。
| サイズ | 用途の目安 | 確認点 |
|---|---|---|
| PA50 | 調味料・小さなお菓子袋 | 細い開口部向け |
| PA70 | お菓子・乾物の小袋 | 家庭用の小型サイズ |
| PA110 | コーヒー・乾物・紙パック | S型やスクープ付きもあり |
| PA150 | パン・中型の食品袋 | 袋の厚みも確認 |
| PA220 | ペットフードなど大きめの袋 | 通常型・S型を比較 |
| PA320 | 幅の広い大袋 | 内容量と持ち上げ方も確認 |
PA50は約5cm、PA320は約32cmの幅が目安です。ただし袋を折り返して使う場合や、マチのある袋では必要な長さが変わります。数字はあくまで目安として、次の3つの確認を合わせて選ぶと失敗しません。
サイズ選びで失敗しない3つの確認
1. 袋の開口幅を測る
中身の量ではなく、実際に閉じる部分を平らにして測ります。袋の口を軽く広げず、閉じたときの横幅にメジャーを当ててください。折り返して使う場合は、その折り返した状態で必要な長さを確認します。測った幅より少しだけ長いサイズを選ぶと、端まできれいに留まり、開け閉めもスムーズです。逆に袋幅より短いと、留めきれずに隙間が空いてしまいます。
2. 袋の厚みを確認する
WeLoc公式仕様では、PA70S・110S・150S・220S・320Sが厚い素材向けのSタイプとして案内されています。コーヒーの多層袋、チャック付きの厚手袋、複数回折り返した袋など、通常タイプでは留めにくいと感じる場面ではSタイプが候補になります。逆に、薄手のポリ袋やお菓子の小袋なら通常タイプで十分です。迷ったときは、実際に留めたい袋の厚みを指ではさんで確かめると選びやすくなります。
3. 開閉頻度と用途を決める
毎日開け閉めするか、たまにか。粉末やペットフードを計量しながら使うかどうかでも、向くタイプが変わります。粉物やフードをすくって計る機会が多いなら計量スプーンが着脱式で付いたスクープ付き、厚く重い業務用袋をしっかり密閉したいならグリッパーが便利です。まずは「どの袋を・どのくらいの頻度で・何のために」閉じるのかを整理すると、サイズとタイプが自然に絞れます。
袋別のおすすめサイズ
コーヒー豆・粉
コーヒーの袋は幅が中程度で、ガス抜きバルブが付いていることが多いため、PA110〜PA150の範囲から、袋幅を実測して選びます。豆の酸化を抑えたいなら、空気を抜いてから留めるのがコツです。元のバルブや袋の構造を塞がない位置で留めてください。袋の閉じ方の手順や、冷蔵・冷凍をどう考えるかはコーヒーの袋の閉じ方で詳しく解説しています。
パン・シリアル
食パンやシリアル、ショートパスタなどの中型袋には、袋幅に応じてPA150前後が候補です。袋を折り返して留める場合は厚みが増すため、無理なくロックできるか確認します。パンは乾燥を防ぐため、空気を軽く残した状態でふんわり閉じると風味が保ちやすくなります。
ドッグフード・キャットフード
ペットフードは袋幅が広く、素材も厚めなので、大きめの袋にはPA220・PA320、厚手で重量のある大袋にはグリッパーを検討します。毎日フードを計量するご家庭なら、大型のスクープ付き(PA220S)なら開閉と計量をひとつにまとめられて便利です。
大型犬用フードを大袋で購入している家庭で、閉じる道具と量る道具を一つにまとめたい場合は、WeLoc PA320S スクープ付きの紹介をご覧ください。
元袋を残す理由や、クリップ・保存容器・小分けの使い分けは、ドッグフード大袋の保存方法で整理しています。
標準タイプ以外のシリーズも知っておく
ウェーロックには、定番のクリップイット以外にも用途に特化したシリーズがあります。使い方に合うものを選ぶと、より快適に使えます。
スクープ付き(着脱式スプーン付き)
クリップに計量スプーンが着脱式で付いたタイプです。粉末調味料、コーヒー粉、ペットフード、プロテインなど「計って使う」食品に向きます。すくう・計る・閉じるがひとつの道具で完結し、スプーンを別に探す手間がなくなります。PA110・PA220・PA320サイズに設定があります。
グリッパー(Gripper・大型クロージャー)
大きく開くクロージャー部分でしっかりつかむ、大型・厚手の袋向けタイプです。重量のある業務用の大袋や、素材の硬い袋を確実に密閉したい場面に向きます。PA100・PA150のサイズがあり、家庭用の定番タイプよりも保持力を重視した設計です。
ボックスロック(BoxLoc)
紙箱やカートン容器の口を留めるための小型タイプ(PA7)です。シリアルの箱、粉末洗剤、紙パックの内袋など、袋ではなく箱状の開け口をまとめたいときに活躍します。小さなサイズなので、収納スペースを取らずに複数常備しておけます。
ウェーロックは日常のどんなシーンで使える?
ウェーロックが活躍するのは、開封した袋を何度も開け閉めする場面です。お菓子や乾物の小袋から、コーヒー、パン、冷凍食品、ペットフードの大袋まで、袋幅と厚みに合うサイズを選ぶと、毎日の「開ける・閉じる・戻す」がすっきりします。

PA50・PA70の候補
調味料や乾物を、必要なときだけさっと開ける
ナッツ、海苔、鰹節、片栗粉、スパイスなど、少量ずつ使う食品は開閉回数が多くなります。袋の口を平らに整えて短いサイズで留めると、収納ケースへ戻すときにも出っ張りにくくなります。
選び方:閉じる部分の幅を測り、少し余裕のある長さを選びます。

PA110・PA150の候補
コーヒーやパンを、毎朝の動作に合わせて保存する
毎朝開けるコーヒー、食パン、シリアル、ショートパスタなどの中型袋に向く使い方です。袋を折り返す場合は厚みが増えるため、無理なくロックできるか確認してください。
注意:コーヒー袋のガス抜きバルブを塞がない位置で留めます。

PA70〜PA150の候補
冷凍庫の袋を、立てて見分けやすくする
冷凍野菜や冷凍フルーツなど、袋自体が冷凍保存に対応している食品の口をまとめる用途にも使えます。色違いで食品の種類を分けると、引き出しの中でも探しやすくなります。
注意:液体が漏れる可能性がある食品には使わず、密閉袋や保存容器を選んでください。

PA220・PA320・Sタイプの候補
ペットフードの大袋を、毎日の計量後に閉じる
ドッグフードやキャットフードは袋幅が広く、素材も厚いことが多いため、長いサイズや厚手袋向けのSタイプを検討します。毎日計量する場合は、スクープ付きタイプも便利です。
注意:重い袋をクリップだけで持ち上げず、袋本体を支えて移動してください。
暮らしのシーンから選ぶ早見表
| 使うシーン | 候補サイズ | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| 調味料・お菓子・乾物の小袋 | PA50・PA70 | 閉じる部分の幅を測り、収納時に出っ張らない長さを選ぶ |
| コーヒー・パン・シリアル | PA110・PA150 | 袋幅に加え、折り返した状態の厚みも確認する |
| 冷凍食品の袋 | PA70〜PA150 | 袋自体が冷凍保存対応か確認し、液体には使用しない |
| ペットフード・大袋 | PA220・PA320 Sタイプ |
袋幅・厚み・重さを確認し、厚手袋はSタイプも比較する |
※上記は目安です。商品の仕様と、実際に閉じる袋の幅・素材・折り返した厚みを必ず確認してください。表は横にスクロールできます。
迷ったら、家で最も開閉回数の多い袋を一つ測ることから始めましょう。その袋に合う一本が決まると、次に必要なサイズも比較しやすくなります。ウェーロックの商品一覧では、サイズとタイプを見比べながら選べます。
長く使うためのお手入れと使い方のコツ
ウェーロックは繰り返し使える道具なので、清潔に保つと長く使えます。汚れたときは水またはぬるま湯で洗い、よく乾かしてから使ってください。油分や粉が付いたまま放置すると、スライド部分の動きが重くなることがあります。
使うときは、袋の口を平らに整えてから端に差し込み、反対の端までスライドさせるのが基本です。斜めに留めると隙間ができるため、袋の縁と平行に留めるのがきれいに密閉するコツです。複数の色を使い分ければ、中身の種類ごとに色を決めておけて、収納の中でもひと目で見分けられます。
よくある質問
型番の数字と留め幅は同じですか?
型番の数字は留め幅(mm)の目安を示しています。ただし袋の材質や折り方で必要な長さは変わります。商品ページの仕様と、実際に閉じる袋の幅を照合してから選んでください。
迷ったら大きいサイズでよいですか?
長すぎると収納や取り回しに影響します。袋幅より少し余裕がある範囲で選び、厚みが問題ならSタイプを検討してください。用途が幅広い場合は、よく使う中サイズ(PA110・PA150)を基準に、必要に応じて小・大を買い足すのがおすすめです。
食洗機で洗えますか?
基本は水またはぬるま湯での手洗いをおすすめします。高温に長時間さらすと素材が変形するおそれがあるため、食洗機の使用は避け、洗った後はしっかり乾かしてください。
電子レンジや冷凍に使えますか?
冷凍庫内で袋の口をまとめる用途には使えます。ただし電子レンジでの加熱には対応していません。また、液漏れの可能性がある食品には使わず、密閉容器を選んでください。
プレゼントにも向きますか?
色違いのアソートセットは、料理好きの方や新生活を始める方への贈り物にも喜ばれます。実用的で毎日使えるうえ、かさばらないため、ちょっとした手土産として選ばれることもあります。
参照:WeLoc公式サイト
まとめ:まず一つ、よく使う袋を測ることから
ウェーロックのサイズ選びは、次の3点を押さえれば失敗しません。
- 袋の開口幅を測り、少し余裕のある長さのサイズを選ぶ
- 厚手・多層の袋はSタイプ、計量するならスクープ付き、重い大袋はグリッパーを検討する
- 用途に迷ったら、よく使う中サイズ(PA110・PA150)を基準に買い足す
小袋はPA50・70、コーヒーやパンはPA110・150、ペットフードの大袋はPA220・320。まずは家で最も開け閉めの多い袋を一つ測るところから始めれば、あなたの暮らしに合う一本が見つかります。
袋を閉じる道具を夏の台所しごと全体のなかでどう使うかは〈夏のキッチンを楽にする道具〉にまとめています。












